マットブラックのイカつい出で立ちのマウンテンはその名もバッドボーイ。キャノンデールさんの製品です。駆けますのはさわやかな若者、ロドニー君こんにちわ。

22歳の彼は、プライベートでは四輪に乗り換え。とはいっても屋根は付いてません。板にタイヤ。平たく言えばスケーターです。

新宿や中野などでオーリーやフリップを決めていた若者は、仲の良かったMTB乗りの仲間に紹介され、T-servの門を叩きます。

それまで特に自転車乗りだった訳ではなかったロドニーは、入社後GIANTのMTBを購入。このキャノンデールで二台目になります。

フレームサイズが多少大きくなり、始め戸惑うもののそこはメッセンジャー、毎日乗りこなす内に自然に身体になじみ、今では手足のごとくです。

先輩メッセンジャーから譲ってもらったというバッドバーイはマットブラックの質感と、短く切ったフラットバーハンドルが特徴的。そして、ディレーラーを取り払って、シングル化を果たしてオレ流に仕上がってます。

SPDペダルではなくノーマルペダルなのは、やはりスケーターだけあって、足に馴染んだスニーカーをデリバリーでも履きたい為。自転車からおりた後の動きも軽いし、このままスケボーに行けるのも良さそうです。

ギア比は44：16。自身のベストセッティングで、もう1ランク上のマスターカテゴリーに上がるべく、日々のデリバリーをこなします。

語学留学を視野に貯金しているという一面もみえるロドニーは、軽いフットワークを武器に走り抜けています。